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「TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」の詳細情報

「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」のアイキャッチ画像4

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この記事に書いてあること:サントリーのクラフトビール「TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」を徹底解説(どんなビール? 味は? どこで買えるの? 何円位? 度数は? 種類は?)

 

 

 

 

1.「TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」とは

「TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」とは、サントリーが製造しているクラフトビール「TOKYO CRAFT」シリーズの1つで、ホップを5種類も使用した、複層的な香りと軽快な後口が特徴のビールです。

公式サイトの説明は以下のとおり。

「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」の説明_公式サイトより
Image:TOKYO CRAFT公式ブランドサイト

  

この情報をもとに、BEER PRESS JAPANにて独自解説していきます。

「ゴールデン麦芽」とはどういったものかというと、これが、日本の情報・海外の情報ともに、かなり乏しく、詳細がつかめません。

日本では、アサヒビールが「ゴールデン麦芽」を売りにしたビールを時折発売しており、先日もゴールデン麦芽を使用した「アサヒ ザ・ゴールド」が発売されていますが、どのような麦芽かは、説明が見当たりません。

そちらの追及は、ひとまず置いておき、5種類のホップについて見ていきます。

「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」の缶のホップ紹介部
Image:缶の使用ホップが記載されている部分

「PERLE(ペルレ)」、「CITRA(シトラ)」、「HALLERTAU BLANC(ハラタウ・ブラン)」、「NELSON SAUVIN(ネルソン・ソーヴィン)」、「TETTNANGER(テトナンガー)」という日本人には耳慣れないホップです。

それぞれの特徴は以下のとおり。(参考:hopslist

  • PERLE(ペルレ):心地良いアロマ、ミントや松のニュアンス、かすかなスパイス感。
  • CITRA(シトラ):その名の通り、シトラス感、柑橘系の香り。それとともに強い苦味。
  • HALLERTAU BLANC(ハラタウ・ブラン):2012年リリースと、新しいホップ。ソーヴィニヨン・ブラン(ワインの葡萄品種)に似た、西洋スグリ、草の香り、フルーティーさがある。他にも、カシス、エルダーフラワー、ブドウ、グレープフルーツ、レモングラス、パッションフルーツ、パイナップルの香りもする、1品種でかなり複雑な香り。
  • NELSON SAUVIN(ネルソン・ソーヴィン):こちらもソーヴィニヨン・ブランに味や香りの特徴が似ており、名前もソーヴィニヨン・ブランが由来。滑らかな苦味と、芳醇でフルーティーな西洋スグリ、白ワインのフレーバー。
  • TETTNANGER(テトナンガー):柔らかなスパイシーさ、繊細でバランスのとれたフローラルで、ハーブのような香り。

 

これを見て分かるように、1種類でもなかなかにマニアックで複雑な香りがするホップが、5種類も投入されているということで、通向けなビールに仕上がっていそうです。

それでは、実際に飲んでいきましょう。

 

 

2.味わい(実飲レビュー)

まずパッケージを確認。

「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」の缶正面
「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」の缶裏面

 

ゴールデンエールを象徴するかのような、金色基調です。

2020の文字や、ホップの5つの輪があると、なんとなく延期になってしまった東京五輪を彷彿とさせますが、たまたまでしょう。

缶を横切る虹のイラストが華やかな雰囲気を演出しています。

それでは、注ぎます。

「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」を注いだグラスと缶2

 

明るく、透き通る黄金色です。照明セットの関係で濃い目に写っていますが、照明が異なる場所へ移動すると以下の感じ。

「TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」を注いだグラスと缶卓上3

 

香りは、華やかです。5種のホップには含まれていませんが、サッポロビールの「Innovative Brewer SORACHI1984」のホップ「ソラチエース」で感じるような、クリーミィーな印象やオークのような印象もあります。「NELSON SAUVIN」の香りでしょうか。

また、爽やかな柑橘系の香りもただよっています。

スワリングをすると、先ほどのクリーミィーさが際立ちました。

いざ。

 

はぁ~、華やか

軽やかにシュワワッときて、クリーミィーさ、仄かな甘みが広がり、柑橘系の香りが鼻を抜けていきます。

そして最後に、心地よい苦みが、しっかりと口に残ります。このあたりは、「CITRA」ホップの力でしょうか。

公式サイトや缶に記載されている商品説明では、「軽快な後口」とありますが、しっかりと、苦みが残るので、若干想像していた味わいとは(良い意味で)異なりました

TOKYO_CRAFT〈ゴールデンエール〉2020はリピあり。複雑で飽きにくい。

 

香り、甘み、苦みが複雑で、飽きにくい味わい、BEER PRESS JAPAN的には「リピあり」という評価となりました。

 

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GOOSE_IPAを注いだグラスと瓶_斜め

 

 

3.購入場所・最安値

全国販売なので、スーパーやコンビニで購入可能なはずですが、取扱いの無い店舗もよく見かけます。

350mlは、1本当たり約260円位で販売しています。260円を切っていたら即購入をおすすめします。

通販だと、以下から現時点の在庫と最安値を確認できます。

編集部が見たタイミングでは、このビールは楽天の方が少し安い印象でした。またAmazonだと、Amazon販売・発送商品よりも、他店舗販売・Amazon発送の商品の方が安い印象でした。

 

  

  

4.CM・関連動画

「TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」のCMや関連動画は、残念ながら現在放映されていません。

  

 

5.商品情報 

【ビール名】TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉

【種類】Golden Ale(ゴールデン・エール)

【アルコール度数】5.5%

【産地】日本

【生産者】サントリービール株式会社

【原材料】麦芽(国内製造)、ホップ

【生産者URL】https://www.suntory.co.jp/beer/tokyocraft/

 

 

参照1:TOKYO CRAFT公式ブランドサイト ※アイキャッチ画像のラベル部分は当サイトより

参照2:ニュースリリース 「TOKYO CRAFT(東京クラフト)〈ゴールデンエール〉」季節限定新発売

 

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