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この記事に書いてあること:アメリカのクラフトビールビール「GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE」を徹底解説(どんなビール? 味は? どこで買えるの? 何円位? 関連動画は? 度数は? 種類は?)
1.「GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE」とは
「GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE」とは、アメリカ・シカゴのクラフトビール醸造所「GOOSE ISLAND(グーズアイランド)」が作る、ホップのしっかり効いたフルーティでジューシーな小麦のビールです。
「GOOSE ISLAND(グーズアイランド)」は、シカゴの有名クラフトビール醸造所で、素材へのこだわりがすごいです。
ホップは、「Cascade(カスケード)」、「First Gold(ファーストゴールド)」、「マウントフッド(Mount Hood)」の3種類が使われています。
各ホップの特徴は以下のとおり。(参考:hopslist)
- Cascade(カスケード):アメリカの定番ホップ。フローラル、柑橘、グレープフルーツの香り。
- First Gold(ファーストゴールド):汎用性が高く、色んなビールに合わせやすい。ミカン、オレンジ、シナモンの香りと、マーマレードのような味。
- マウントフッド(Mount Hood):こちらもアメリカのクラフトビールで人気のホップ。高級感のある心地よい香り。
また、モルトについては、二条大麦と、Torrified Wheat(トリファイド・ウィート)と呼ばれる小麦が使われています。
- 二条大麦:大麦は基本的にこの二条大麦か、六条大麦に大別される。通常、お酒には二条大麦、食用には六条大麦が使われる。
- Torrified Wheat(トリファイド・ウィート):味わいへの影響としては、わずかにトーストした風味を与える。(参考:morebeer)
というのが、このビールの特徴ということになります。
ただ、1点ホップについて気になるのはグローバル版のサイトでは、記載されているホップが異なること。
こちらでは、「Cascade」は一緒ですが、「Millenium」、「Hallertau」が入っていることになっています。
日本人向けに味や香りが調整がなされているのか、ただの記載ミスなのか、気になるところではあります。
このビールの概要をつかんだところで、実際に飲んでいきましょう。
2.味わい(実飲レビュー)
まずパッケージを確認。
「312」の主張がすごいです。シリアルナンバーか?はたまた背景に街並みが映っているので、通りの名前か?等々想像が膨らみますが、実際にはシカゴの市外局番とのことです。
黄色基調に、ガツッと黒が使われていて格好の良いデザインです。
注いでみます。
色は、金色とトパーズ色の間くらいの色です。少し濁りがあり、この時点で旨そうな雰囲気が漂っています。
泡は細かく繊細です。
香りは、、、ジューーーシーーーー。オレンジのような爽やかな香りがします。
「キリン・ザ・ホップ 香りの余韻」で感じる香りと共通する部分があります。
また、先日の「TOKYO CRAFT〈ゴールデンエール〉2020」(関連記事)でも似たコメントをしていますが、サッポロビールの「Innovative Brewer SORACHI1984」のホップ「ソラチエース」で感じるような、クリーミィーな印象やオークのような印象もあります。
それでは、いざ。
う、うまっ。
口当たりは非常にまろやかです。
そこから、フルーティーな香りが口中を駆け巡り、シトラスのような香りを楽しんでいると、ほのかな苦味がやってきます。そして、後味はすっきりとしています。
Wheat Aleということだったので、「Hoegaarden White(ヒューガルデン・ホワイト)」(関連記事)のような味を想像していましたが、もっとホップ感がしっかりと感じられて、甘み、香り、苦みのバランスが良いビールです。
BEER PRESS JAPAN的には、「ジューシー、クリーミィー、華やかな香り、甘み、苦みのバランスが絶妙」、「リピあり」という評価になりました。
3.購入場所・最安値
店頭ではあまり見かけません。
確実に購入するのであれば、海外ビールショップや、通販が良いかもしれません。
1本あたりの単価を考えると、輸入者である「アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン」のビールがセットになった「輸入ビールスタイル別飲み比べ10本パック」もおすすめです。(BEER PRESS JAPANはこれで購入しました)
一方楽天では、確認時点では、1店舗で、24本セットのみ取扱いを見つけました。
4.CM・関連動画
「GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE」のCMは国内で放映されていません。しかし、関連動画がいくつか公式YouTubeチャンネルにアップされており、飲みながら見るのにピッタリです。
3つほど、ご紹介します。
●1つ目は、ノルウェーのバンドa-haの「Take On Me」のパロディで、「312 Day」。
先に、オリジナル動画をチラッと流し見してから、見ても良いかもしれません。
タイトルは聞いたことがなくても、メロディーはどこかで聞いたことあるはずです。
(参考)オリジナル a-haの「Take On Me」
(このビールの動画)パロディ 312 Day
●2つ目は、かなりマニアックですが、10年以上前にアップされた動画。
このビールを職人的な人が英語で説明する動画です。これは、まあ、相当なマニアでない限り、昔の瓶パッケージを見て「ふーん。こんなのだったんだ。」という感じでよいかと。
●3つ目は、雰囲気が盛り上がって好きなのですが、360°動画で、このブルワリーのツアーをしてくれるもの。
YouTube上を操作すれば、視点をぐりぐり変えられますし、もし、ヘッドマウントディスプレイをお持ちの方は、実際にツアー気分が味わえると思います。
5.商品情報
【ビール名】GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE
【種類】American Wheat Ale(アメリカン・ウィート・エール)
【アルコール度数】4.2%
【産地】アメリカ > シカゴ
【生産者】GOOSE ISLAND(グーズアイランド)
【輸入者】アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン
【原材料】大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ
【生産者URL】http://www.gooseisland.jp/top.html
【輸入者URL】 https://www.ab-inbev.com/
参照1:日本版公式サイト
参照2:グローバル版公式サイト