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この記事に書いてあること:大正2年のビール「サッポロ サクラビール2020」を徹底解説(どんなビール? 味は? どこで買えるの? 何円位? 度数は? 種類は?)
1.「サッポロ サクラビール2020」とは
「サッポロ サクラビール2020」とは、大正2年に竣工した九州初のビール工場で製造された「サクラビール」を現代風にアレンジしたビールです。
「サッポロ サクラビール2020」は2020年6月16日に発売されました。
歴史的な経緯を見ていくと、以下のとおりです。(参考:ニュースリリース「サッポロ サクラビール2020」限定発売」)
- 1912年 帝国麦酒(株)創業。
- 1913年 帝国麦酒(株)が九州初のビール工場を竣工。サクラビールを製造。
- 1942年 サクラビール製造終了。
- 1943年 大日本麦酒(株)(サッポロビールの前身)がこの工場を継承。
- 2020年 サッポロビールの醸造者が当時の文献を読み、現代風にアレンジして再現。
歴史を感じる、現代人に受け入れられやすい味のビールということになります。
なお、現在九州初のビール工場は、「門司赤煉瓦プレイス」として、観光地化されています。クラシカルな建物好きには堪らないスポットです。
それでは、実際に飲んでいきましょう。
2.味わい(実飲レビュー)
まずパッケージを確認。
クラシックな装いに、どこか温かみのある、不思議なパッケージです。
また、発売当時のラベルをあしらっているので、よくよく見ると「TEIKOKU BREWERY」(帝国麦酒)の文字を見つけることができます。
また、さらによくよく見ると、ラベルの空の部分に大量の「サクラ」の文字が記載されています。
それでは、注ぎます。
重みのある黄金色です。
注いだ瞬間にふわっと、甘い香りがします。
サッポロビールが発売するビールお得意の麦の良い香り。奥の方にホップの香りも感じます。
それでは、いざ。
癖がなく、サラッと入ってきます。
口当たりはまろやかすぎず、かと言って、シュワシュワすぎず、その中間です。
コクがありますが、さっぱりしています。
シュワ―ときて、甘みを感じ、サワサワと口の中で楽しんだのち、ゴクリと飲む、後味はすっきり、という体験となります。
苦味もあまりしません。これが、現代風大正ビールか。
飲み口が軽いので、暑いときにピッタリのビールです。
大正と令和という2つの時代を掛け合わせたビールにご興味があれば、一度ご賞味あれ。
3.購入場所・最安値
全国販売なので、店舗にもよりますが、スーパーやコンビニで購入可能です。
500mlは、1本当たり約310円位で販売しています。310円を切っていたら即購入をおすすめします。
通販だと、以下から現時点の在庫と最安値を確認できます。
4.CM
「サッポロ サクラビール2020」の最新CMは、現在放映されていません。
5.商品情報
【ビール名】サッポロ サクラビール2020
【種類】Pilsner(ピルスナー)
【アルコール度数】5%
【産地】日本 > 福岡県
【生産者】サッポロビール株式会社
【原材料】麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米
【生産者URL】https://www.sapporobeer.jp/product/beer/sakurabeer2020/
参照1:ニュースリリース「サッポロ サクラビール2020」限定発売」