ビールの詳細情報

インドの青鬼。日本のIPAシーンを切り拓いた“魔の味”に今こそ向き合う

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概要:この記事では、日本のクラフトビール界の定番IPA「インドの青鬼」の味わいや詳細な情報に、改めてじっくり迫ってみるぞ。一言で言うなら、金色とブラウンの中間色から放たれる柑橘の香りと、グレープフルーツの皮を思わせる鮮烈な苦みがたまらない一杯なんだよなぁ。

インドの青鬼

ビールのデータ

  • ABV:7.0%
  • IBU:-
  • スタイル:インディアペールエール
  • 産地:日本
  • ブルワリー:ヤッホーブルーイング
  • ホップ:-
  • モルト:-
  • 酵母:-
  • 副原料:-

参照:インドの青鬼 製品詳細 | よなよなエール公式ウェブサイト「よなよなの里」

スタイル

IPA、インディアペールエールっていうのは、今でこそ定番だけど、その歴史は古いんだよなぁ。大航海時代、イギリスからインドまで長い船旅でもビールが傷まないように、防腐効果のあるホップをこれでもかと投入したのが始まりなんだ。この「インドの青鬼」も、そんな歴史に恥じない、ホップの個性が爆発したビールなんだよな。

テイスティング

  • 香り:グラスに注ぐと、まずグレープフルーツのような柑橘系の香りが鮮烈に立ち上る。見た目の濃い色から想像するカラメル香よりも、ずっとフルーティーな印象が強いんだなぁ。
  • 味:口に含んだ瞬間にガツンと来る、鮮烈な苦味! まさに“鬼”だ。でも、ただ苦いだけじゃない。その奥にしっかりとした麦芽の甘みとコクがいて、全体のバランスを見事に取っているんだよな。
  • 口当たり:アルコール7.0%らしい、しっかりとした飲みごたえ。ミディアムからフルボディにかけての豊かな口当たりで、炭酸は強すぎず心地よい刺激だ。
  • 余韻:飲んだ後も、グレープフルーツの皮を思わせる心地よい苦みが長く続く。この苦みの余韻こそが、IPA好きにはたまらない魅力なんだよなぁ。
インドの青鬼

 

ブルワリーについて

「ビールに味を!人生に幸せを!」をミッションに掲げるヤッホーブルーイング。日本のビール市場に多様性をもたらし、クラフトビールの楽しさを広めてきた、まさに立役者的な存在だよな。彼らの情熱がこの一本にも詰まっているんだなぁ。

合わせたい料理

こいつには、やっぱりガツンとくる料理が合うんだよなぁ。香ばしく焼いた厚切りのポークソテーに、黒胡椒をたっぷり挽いてさ。ジュワッと溢れる肉汁をこのビールの苦みがキリッと洗い流してくれるんだ。スパイシーなタンドリーチキンなんかも最高だろうなぁ。

最後に一言

いつでもどこでも手に入る定番になったけど、改めて飲むと、やっぱりこいつはすごいビールなんだよなぁ。初心に帰らせてくれる一杯だ。

外観の別角度

インドの青鬼
インドの青鬼
インドの青鬼

グラスショット

インドの青鬼

麦野志虎プロフィール画像
50代、ビール愛飲歴30年以上のフリーライター。文体にクセがあるものの、そこに気持ちよさを感じる人がいるとかいないとか。 ホップの苦みがガツンと効いたIPAから、コーヒーやチョコレートのような香ばしい黒ビールまで、国内外問わず年間500種類以上のビールをテイスティング。休日は全国のブルワリーを巡り、醸造家と語り合うのが最高の楽しみ。モットーは「ビールは人生を豊かにする最高の相棒だ」。 名前はビールが好きすぎて利用しているペンネーム。